FXの口座を解約せずにそのまま放置したらどうなる?

FXトレードをしている人の中には、

  • トレード口座を複数開設しているが、最近はメインの口座ばかり使っている
  • トレード以外のことが忙しくなり、口座を使用していない期間が長くなっている
  • FXをやろうと思って口座開設をしたけれど、徐々にやらなくなってしまった

など、口座を解約せずに放置しているトレーダーも多いのではないでしょうか。

また、これからFXにチャレンジしようとしている人の中にも、もし口座を放置してしまった場合にどうなるのか、知識として知っておきたいという方がいることでしょう。

そこでこの記事では、FX口座を解約せずに放置したらどうなるのか、口座が凍結されてしまったらどのように対象すればよいのか、という点について詳しく解説していきます。

口座を解約せずに放置したらどうなるのか?

では早速、FXにおいて口座を解約せずに放置したらどのようなことが起きるのか、という点からみていきましょう。

口座を放置した場合に起こり得ることとしては。

  • 口座が凍結される恐れがある
  • 口座維持手数料がかかる
  • 勝手にアカウントへログインされる可能性がある(不正アクセス)

という3点です。

それぞれ解説していきます。

口座が凍結される恐れがある

FXの口座を開設したものの、取引をせずに放置してしまっているという人は多いはず。放置する理由としては、忙しくてトレードに割く時間が取れない、他のメイン口座ばかりに集中してしまいサブ口座にまで管理が回らない、など様々なものがあるでしょう。

実は、口座を放置した場合の対応というのは、FX業者ごとに異なります。
そのため一概には言えませんが、大まかに分けると

  • これといって対応やペナルティなどはなく、放置していてOK(数年ぶりに取引をしても問題なくできる)
  • 数か月以上放置されると口座が凍結される

という2パターンに分けられます。

放置していても全く問題ないという場合には、ほとんど注意する点はありませんが、口座を凍結される場合にはログインが出来なくなってしまいます。そうなると、すぐに取引をしたいと思ってもトレードをすることが出来ません。凍結を避けるためには、定期的に利用しておくことが大切です。

ちなみに、口座凍結を解除するには、そのFX業者に連絡をするだけで比較的簡単に解除することができます。

口座維持手数料がかかる

FX口座を長らく放置しておいた場合、口座を維持するための手数料として「口座維持手数料」を取られるリスクがあります。ただし、どのFX業者でも口座を放置したら必ず口座維持手数料を支払わなければいけない、というわけではありません。また、口座残高がゼロである場合には、口座維持手数料は取られない場合がほとんどです。

しかし一部の海外FX業者では、FX口座を放置したことがきっかけで口座維持手数料を支払わなければならないケースもありますので、「口座を放置するかもしれない」「口座維持手数料を取られたくない」という方は口座を持っているFX業者の規約をよく確認しておきましょう。

勝手にアカウントへログインされる可能性がある(不正アクセス)

ひとまず、口座を放置しておいても口座自体が強制解約されることはないため、その点は安心材料です。
特に国内のFX口座の場合には、ほとんどデメリットやリスクはありません。ただし覚えておきたいのが、勝手にログインされる(不正アクセスされる)可能性があるかもしれないということ。

長く放置していたり、ずいぶん昔に作成したりされた口座の場合、とりあえず設定しておこうという軽い気持ちで「生年月日」をはじめとする簡単なパスワードに設定されているケースは案外多いです。その場合、知らず知らずのうちに第三者から不正にログインされてしまうという危険性があります。

放置された口座の怖い点は、「不正アクセスの可能性」をお知らせする通知やメッセージでさえも見逃しがちになってしまうところ。「お金は入ってないから大丈夫でしょ」「別に取られるものは何もない」と思うかもしれませんが、個人情報の流出や二次被害に繋がってしまう恐れもありますので、気を付けておきたいところです。

海外FXで口座を放置するとどうなる?

FX口座を放置することになった理由の一つに、「FX取引で損失を出してしまい、口座残高がゼロになったからそのままにしてしまった」という方は多いのではないでしょうか。

しかし、一部の海外FXでは、先述したように口座維持手数料が取られてしまう可能性もあります。そこで、ここからは海外FXで口座を放置するとどのようなことが起きるのか、具体的にXMの例で見ていきましょう。

XMは海外FX業者大手のブローカーで、日本人トレーダーからも絶大な人気を誇る会社です。そんなXMでは、取引活動を90日以上やらずに放置していると、「休眠口座」扱いとなります。

ちなみに、ここでの取引活動とは

  • FX売買
  • 入金
  • 出金

のいずれかの作業を指します。
そのため、単にアカウントにログインしただけでは取引活動にはなりませんので注意が必要です。

XMの場合、休眠口座として扱われてしまうと、毎月5ドル(500円)の口座維持手数料が自動的に差し引かれます。また、気を付けておかなければならないのが、「休眠口座になったと同時にボーナスが消滅する」という点。そして口座残高が0円になった後、さらに90日間放置すると、「口座凍結」となってしまいます。

休眠口座の場合は、単に取引を再開すれば元に戻るのですが、口座が凍結されてしまうとログイン自体が出来なくなってしまうので、取引するには新たなアカウントの取得が必要です。

なぜ口座凍結されるのか、その理由は主に2つです。

  • ユーザーの個人情報の流出を防ぐため
  • 凍結させることによってサーバーの負荷を軽減するため

確かに、不正アクセスされて第三者にトレードされたり個人情報を盗み取られたりするリスクを考えると、口座凍結することで証拠金や個人情報を保護してもらえるのは安心です。

口座が凍結された場合には、再度解除申請することで利用できるようになると思われますが、手続きがややこしかったり再審査が厳しかったりする場合もありますので、気を付けておきましょう。

今回はXMの例をもとに解説しましたが、どのタイミングで口座維持手数料が発生するのか、凍結口座扱いになるのか、といった点に細かい条件に関しては、FX業者ごとに取扱いが異なりますので、気になる方は直接カスタマーセンターへ問い合わせることをオススメします。

もし、口座を再開させる手続きが面倒だと思うならば、そもそも業者側へ「口座を放置している」と思われないように、定期的に口座の入出金を行うと良いでしょう。

まとめ

以上のような点を考慮すると、FXにおいて口座を放置するのは避けたほうが良い、という結論に足ります。

特に、不正アクセスされて、第三者が勝手にトレードをして、大きな損失が出た場合には、口座の持ち主がリスクを負うことになります。

放置しているだけで、様々なリスクにさらされたり、口座維持手数料が発生したりしてしまうので、こまめに出入金を行う、トレードを行うなどして、なるべく放置する環境を作らないように心がけましょう。